令和7年7月1日から全国安全週間が実施されるにあたり、本年度も協力会社をお招きして（株）竹尾組安全大会を開催しました。

本年度も竹尾組、協力会社より安全スローガンを募集し、厳選なる選考の結果大賞２つ、特別賞を２つ決定し、木下副社長より発表されました。

大賞

「忘れるな！ヒヤリハットのあの時を 災害はヒヤリとハットの積重ね」

「いつもの作業 慣れに慣れるな初心忘れず！」

特別賞

「見える危険 見抜けた危険 先読みして守る安全」

「摘み取ろう 危険の芽 ルール守ってゼロ災害」

大会では、竹尾社長より直近３か年における事故分類別発生割合が「切断事故」が多くなっていることや、下請け業者に多く発生していること、下請業者の独自の判断等が主な要因であることなどをあげられました。元請と下請けとの作業手順の確認など常にコミュニケーションが大事であり、一人ひとりの「気づき」「声かけ」が大きな事故を未然に防ぐ力になることを、再確認しました。

その後、基調講演として、西臼杵広域行政事務組合より消防士長２名お招きし、「救急救命講習」についてご講話いただきました。AEDを利用した救命処置の手順を、人体模型を利用して実践しました。ＡＥＤ・心肺蘇生の正しい方法を習い、救急隊に引き継ぐまでは心肺蘇生を続けることなど学びました。また、骨折の固定方法、熱中症患者を涼しい場所へ移動させるときの搬送方法など、普段では知りえない知識を学ぶことができ、とても貴重な講習会となりました。

そして、（株）竹尾組総務部の甲斐　貴より「職場における熱中症対策の強化」についての講習と、現場発表として（株）竹尾組川嶋久美雄より「神代川橋梁上下部工・河道掘削工事」での安全対策について話がありました。

最後に、安全施工優良事業者の表彰・安全標語の表彰・安全の誓い・安全宣言を行い、指差唱和『ゼロ災行こう！ヨシ！』との掛け声で幕を閉じました。